ロリアンに所属するポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロ【写真:Getty Images】
セリエAのサンプドリアが、フランス・リーグ1のロリアンに所属する21歳のポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロの獲得に興味を示しているようだ。12日の伊紙『トゥットメルカートウェブ』が報じている。
同紙によると、インテルに所属する日本代表DF長友佑都が移籍に消極的な姿勢を示しているため、ゲレイロへターゲットを変更したとしている。
ゲレイロに関しては、アトレティコ・マドリーも関心を示しており、700万ユーロ(約9億7000万円)のオファーを準備しているとされている。サンプドリアが獲得を目指すならばさらに多くの移籍金を準備する必要がありそうだ。
アトレティコはブラジル人DFギリェルメ・シケイラのユベントス移籍が目前となっており、左サイドバックの補強を目指していた。
フランス生まれではあるが、ポルトガル人の父親を持っており、ポルトガルの国籍も取得している。そのため代表はフランスではなくポルトガル代表を選択し、現在までに公式戦2試合に出場している。昨シーズンはロリアンで公式戦34試合に出場し、DFでありながら7得点も決めるなど活躍を見せていた。
長友にはジェノアも獲得に興味を示していたが、エンリコ・プレツィオージ会長が「もう彼に興味はなくなった」と明かしたことで、同クラブの可能性が消滅していた。
サンプドリアがゲレイロ獲得に成功すれば、長友移籍の選択肢がさらに狭まる可能性もある。
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