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香川1G1A! ドルトムント、3点差をひっくり返す大逆転勝利でEL本選へ前進

text by 編集部 photo by Getty Images

香川1G1A! ドルトムント、3点差をひっくり返す大逆転勝利でEL本選へ前進
香川真司【写真:Getty Images】

【オッド 3-4ドルトムント ELプレーオフ1stレグ】

 ヨーロッパリーグ(EL)本選出場をかけたプレーオフの1stレグが欧州各地で20日に行われ、香川真司が所属するドルトムントはアウェイでノルウェーのオッドと対戦した。

 先週末のブンデスリーガ開幕戦からスタメンを大きく入れ替えたドルトムントは、GKにロマン・ヴァイデンフェラー、CBにマティアス・ギンター、右SBにゴンサロ・カストロ、右MFにケビン・カンプル、セントラルMFにスベン・ベンダーが先発出場。香川真司もリーグ開幕戦に続きスタメンに名を連ねた。

 オッドにはかつて名古屋グランパスや清水エスパルスでプレーしたフローデ・ヨンセンが在籍しているものの、この試合はベンチ外で欠場となっている。

 開始1分、ロングボールに抜け出した味方のクロスに頭で合わせてヨン・サムエルセンがゴールを陥れる。わずか17秒、電光石火の得点でオッドが先制点を挙げた。

 さらに19分にフレドリク・ノルクヴェレが追加点を奪うと、22分にエスペン・ルードが35m級の直接FKを沈め、立て続けのゴールでオッドのリードが3点に広がる。

 いきなり3失点を喫したドルトムントは34分にピエール=エメリク・オーバメヤンが相手GKのミスを突いてアウェイゴールを奪ったものの2点ビハインドを背負って前半を終えた。

 後半開始早々、マルセル・シュメルツァーが左サイドから上げたクロスの落としに、中央へ走りこんでいた香川真司がボレーで合わせてゴールネットを揺らす。ドルトムントはアウェイで2ゴール目を奪い、点差を1に縮めた。

 その後は何度も決定機を作りながら決めきれないドルトムントだが、76分、左サイドを崩してシュメルツァーがグラウンダーでエリア内へボールを送ると、中央にオーバメヤンが詰めてゴール。GKの股間を抜く技ありシュートで3-3の同点に追いついた。

 そして84分、再び左サイドから香川の右足クロスにヘンリク・ムヒタリアンが合わせてゴールネットを揺らす。ドルトムントは3点のビハインドを背負った状態から4点を奪って逆転に成功した。

 最後は4分間のアディショナルタイムをしっかり締めて大逆転勝利を収めたドルトムント。2ndレグは27日に絶対的強さを誇る本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われる。

【得点者】
1分 1-0 サムエルセン(オッド)
19分 2-0 ノルクヴェレ(オッド)
22分 3-0 ルード(オッド)
34分 3-1 オーバメヤン(ドルトムント)
47分 3-2 香川真司(ドルトムント)
76分 3-3 オーバメヤン(ドルトムント)
84分 3-4 ムヒタリアン(ドルトムント)

【了】

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