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感銘を受けた岡崎、レスターの降格はない。プレミア優勝候補は…【ジェイが斬る!欧州サッカー 01】

text by ジェイ・ボスロイド photo by Getty Images

リバプールはビッグ4ではない

 マンチェスター・シティについては毎回同じことを言っている。彼らの弱点は最終ラインだ。みんなはコンパニーがいると言うけれど、私から見れば彼は多くのミスを犯す。チームにはマンガラもいるが、守備に安定感をもたらすことは容易ではない。

 それに比べてリバプールには最高のCB陣が揃っていると思う。もし彼らが良い関係性を築ければ、リーグでベストの2バックになれる。

 さて優勝候補だが、私の心はアーセナルだ。もし彼らがベンゼマのようなストライカーとサインすることができれば、本物の優勝候補になるだろう。彼らには1シーズンで25ゴールを獲れる選手が必要だ。

 シティも優勝候補の一角だと思う。彼らは素晴らしい攻撃選手や経験豊富な選手を保持している。優勝するかどうかは今後次第だがね。

 一方で、リバプールはビッグ4ではないと思う。もちろん彼らには歴史があり、現在も多くのカップ戦を制しているが、ビッグ4ではない。攻撃陣に他チームほど魅力的なワールドクラスの選手がいない。ベンゼマクラスの選手を獲得することもないだろう。

 昨季のロジャース監督は良い仕事ができなかったが、一昨年前は素晴らしかった。しかし、2013/14シーズンはスアレスが多くのゴールを奪ったからチームが躍進した。フィルミノについてはあまり知らない。ベンテケは素晴らしいFWだが、クラブが彼をどのように起用するかにかかっている。

 彼らは選手を売ることよりも強さを維持することが必要だ。フィルミノは将来的に国内のライバルチームに移籍するかもしれない。シティやユナイテッドに引き抜かれそうな気がする。全ての選手がタイトルを獲得したいと考えているが、現在のリバプールではそれを叶えられないと思う。

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