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川崎の”ゴールマン”が14秒で先制弾! Jリーグ最速記録には一歩及ばず

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎の”ゴールマン”が14秒で先制弾! Jリーグ最速記録には一歩及ばず
大久保嘉人【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ・2ndステージ第8節が22日行われ、湘南ベルマーレはホームに川崎フロンターレを迎えて対戦した。湘南のキックオフで始まったこのゲームは、思わぬ形でスコアが動くことになる。

 前半開始直後、湘南はバックパスを後方につなぎ、前線に向けてダイレクトで送ろうとしたところ、川崎FのFW杉本健勇が鋭いカットを見せる。そして、右サイドのFW大久保嘉人にパスを出した杉本は前線へ向けて走りリターンパスをもらい、相手を引きつけたところで左側に走りこんできた大久保にラストパス。

 油断した相手は守備の対応が遅れ、大久保がダイレクトでシュートを叩き込むことに成功する。川崎Fの先制点が生まれたのは、開始わずか14秒後の出来事だった。

 J1リーグの最速ゴールは、2006年のJ1リーグ戦でのサンフレッチェ広島対セレッソ大阪戦で、広島のFW佐藤寿人が挙げた「8秒4」だと言われているが、J2リーグも合わせてみると、2014年の第4節のカマタマーレ讃岐対松本山雅FCの試合で、松本のMF岩上祐三が記録した「7秒」のゴールがJリーグ最速記録とされている。

 大久保のゴールで先制した川崎Fだったが、11分にFW藤田祥史に同点弾で追いつかれ、さらに76分にもFWアリソンに決められて、1-2でs東南に逆転負けを喫した。

【了】

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