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不調のチーム状態を嘆く川崎FW大久保「ディフェンスしている方が長く感じる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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大久保嘉人【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第8節が22日に行われ、川崎フロンターレは湘南ベルマーレに1-2と逆転で敗れた。

 川崎が力を発揮できなかった時、勝利を掴むことができなかった時、大久保嘉人はチームの問題点をストレートに語る。

 今節は前半早々に自身のゴールで先制したが、その後2点を奪われ逆転を許した。試合後、3試合ぶりの得点を挙げた大久保は「攻撃の時間が短すぎる」と話した。

 開始わずか14秒でリードを奪うと、パスを回しながらチャンスを窺う。相手の守備網に隙間ができればそこを突いていった。しかし、次第に最後のところで精度を欠くようになると、湘南に素早い切り替えからゴールへ迫られた。さらに、大久保としては出して欲しいタイミングでボールが出てこなくなった。

「攻めてるけど、ただ単にディフェンスの前でやっている。ゴール前で出してくれたら何か起きるんですけど、ギリギリまで持って持ってと」

 攻撃が最大の売りのチームだが、大久保は「ディフェンスしている方が長く感じる」と現状を嘆く。相手陣内でボールを保持しながら追加点を奪えず、相手のカウンターに屈した。

 これで川崎は2連敗で3試合勝ちなし。2ndステージの順位は10位となった。

【了】

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