Jクラブにおける地域密着って何ですか?【教えて、野々村社長!―02】

2015年09月19日(Sat)9時58分配信

シリーズ:教えて、野々村社長!
text by 編集部 photo Kenzaburo Matsuoka
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地域密着とはどういうことなのか?

Jクラブにおける地域密着って何ですか?【教えて、野々村社長!―02】
「クラブは何かをつなぐ役割で、それは国内にとどまらず、サッカーだからできることだから」と語る野々村社長【写真:松岡健三郎】

――根本的なところを伺います。地域密着はJリーグの1つのキーワードですが、野々村さんが思う地域密着ってどういうものですか?

「いろんな要素があるけど、北海道で言うと、コンサドーレが大きくなっていくことや、強くなっていくことを本当に自分事のように考えられる人たちって、すごく幸せだと思う。そういう人たちを増やすことが、地域にとってプラスのことをしているなと思うことの1つではある。

 ビジネス面に関してもサッカー、コンサドーレを通して何らかの企業と人なのか、または企業と企業なのかを、しっかりつないでいけるということを実現していくのも地域への貢献かな。

 アジアに目を向けてベトナム人のレ・コン・ビンを獲ったり、インドネシア人のステファノ・リリパリを獲ったり。レ・コン・ビンが来た時はコンサドーレ札幌というクラブを通して、北海道のことに興味を持った人はベトナムで相当な数いたと思うから、それだけでも地域のために1つ仕事をしたとは思っている。

 あとは子ども。サッカーをしている子どもやスポーツをやっている子どもがまずはコンサドーレに入りたいと思うこと自体が相当な財産だしね」

――地域、北海道でハブのような存在になる、ということですね。

「そうだね。クラブは何かをつなぐ役割で、それは国内にとどまらず、サッカーだからできることだから」

――今後もアジア人選手の獲得希望は?

「絶対ある。色々な側面から。さっき言ったみたいに北海道とアジアをつなぐ役割ができることを示す上でも必要だし、サッカー面から考えてもアジアの選手たちがこれからもっとレベルがどんどんどんどん上がっていく事実もある。メリットは絶対出てくる。

 結局うちのクラブだけがやってもダメなんだけど、アジアでのJリーグの価値をどう高めていって、最終的には放映権でどれだけ取れるか。そこが一番手っ取り早くリーグが大きくなる方法だと思う。そのためにもアジアとはしっかりつながっていきたい」

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