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日本代表 11年前

【現場記者の目】「カズ越えが存在証明」。真価問われるイラン戦へ、岡崎が語るゴールへの渇望

text by 元川悦子 フリーライター photo by Getty Images

「相手のホームでイランに勝つことが大事」

 シリア戦で鋭い飛び出しから本田のPKによる先制点をお膳立てし、香川真司(ドルトムント)の左からの折り返しに飛び込んで2点目を挙げた岡崎は、改めて前日のゲームを振り返った。彼自身は勝利に安堵感を覚えた一方、内容的には納得できない部分も多かったと強調していた。

「ホッとはしてますけど、みんな口々に言ってる通り、全体を通して満足はしてない。自分たちが目指してるところはW杯予選を勝ち抜くことじゃなくて、世界で結果を出すことだから。他のグループでも苦労してる強豪チームがある中で、勝ち切ったっていうのは大きいけど、ここで満足できない。

 予選の苦しい中で自分たちがやれる部分を出し切ることができなかったんで。前半はミスもすごく多かったし、相手の体力があるうちはやりたいことをやれなかった。まだまだやらなきゃいけないことは多いと思います」と口を突いて出るのは反省ばかりだった。

 だからこそ、次のイラン戦ではより内容を向上させていく必要がある。行き詰った場面で修正を図ることはその1つ。シリア戦ではハーフタイムにハリルホジッチ監督が全体の距離感を近づけたことで後半の連動した攻めにつながったが、それを自分たちでやれるようにしなければ、世界を凌駕するレベルには至らない。

 過去2シーズンにマインツでブンデスリーガ2年連続2ケタ得点を奪い、今季はプレミアリーグに参戦している岡崎には、その重要性がよく分かっている。

「次の試合はチームとしての狙いを持って、それを試す場。そのうえで相手のホームでイランに勝つことが大事。どんな時でも勝つことを今の僕らは意識しなきゃいけない。

 W杯もそうですけど、自分たちのサッカーができてるチームなんかなかなかなくて、そういう中でも勝つべくして勝つチームが優勝した。強いメンタルと勝つ意欲が一番要になってくると思います」と彼は泥臭くしぶとく勝ちに徹する姿勢を率先して示していくつもりだ。

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