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「サッカーにも五郎丸出てこい!」。“熱血解説者”松木氏、J選手にルーティン提案

text by 編集部 photo by J League

「サッカーにも五郎丸出てこい!」。“熱血解説者”松木氏、J選手にルーティン提案
CS大会アドバイザーに就任した松木安太郎氏【写真:Jリーグ】

 Jリーグは6日、明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)の大会アドバイザーにサッカー解説を務める松木安太郎氏が就任したことを発表した。

 松木氏は現在、サッカー解説者としてテレビなどで多く出演しているが、Jリーグ初代優勝監督でもある。Jリーグ開幕初年度の1993年にはヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)を率いてCSを戦い、鹿島アントラーズを破って優勝を果たした。松木氏は当時35歳だったこともあり、最年少優勝記録を持つ監督としても知られている。

 2ステージ制の復活初年度のCSということでこれからさらなる盛り上がりが予想されている。質問では、最近スポーツ界で大きな盛り上がりを見せているラグビー日本代表に話が及んだ。

 特に大きな注目を集めているが、五郎丸歩の“ルーティン”(決められた一連の動き)だ。独特なポーズが印象に残っている人も多いはずだが、松木氏もその一人のようだ。

 会見の中で、自分のルーティンはあるかと質問された松木氏は「あんまりないですね。朝起きて散歩してくらいです。逆にあんまり作りたくないなと思ってましたね」と答えた。

 一方で「五郎丸選手みたいなルーティンをやる人がサッカー界にでてきてもいいと思いますけどね。というか僕が選手なら確実にコーナーキック前にやってましたね。サッカー界でも遠藤(保仁・ガンバ大阪)選手みたいなコロコロPKみたいな特徴的なのもありましたけど、ああいう個性的な選手がどんどん出てくるといいですね」と、Jリーグの選手にルーティンを提案している。

 また、大会アンバサダーとして「一番重要なのはグランドでしっかりとプレーする選手や全力を尽くすスタッフ・コーチ・監督、そのすべてが精一杯の力を出して戦うことが、一番のアピールになると考えています。ピッチで戦う選手たちにいいゲームを展開して頂いて、サポーターにすばらしいゲームを見せて頂きたいですね」とエールを送った。

 CSの1回戦は25日に行われ、準決勝は28日に行われる。決勝戦はホーム&アウェイ方式となり、それぞれ12月2日と12月5日に行われる予定だ。

【了】

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