明治安田生命J1リーグステージ最終節の松本山雅FC戦に先発出場した横浜F・マリノスの中澤佑二が偉大な記録を達成した。

　今季これまで全試合にフル出場していた中澤は、神戸戦でも試合終了までピッチに立ち続けた。これにより同選手は2年連続で全試合フルタイム出場という偉業を成し遂げた。

　中澤は現在37歳。大ベテランの域に入っても衰えは見られず、今季は一度も警告を受けず全試合に出場した。また、横浜FMはシーズン32失点だったが、これは30失点のサンフレッチェ広島に次ぐリーグ2位の優秀な数字だ。

　CBとしてイエローカードを1枚ももらわずシーズンを戦い抜くのは困難を極める。それだけに2年連続のフルタイム出場と、リーグで2番目に少ない失点数を同時に実現した中澤の卓越した技術力は高く評価されてしかるべきだろう。

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