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ドルトムント、好調オーバメヤンの2発含む4得点でシュトゥットガルト下す


text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、好調オーバメヤンらの3得点でシュトゥットガルト下す
先制ゴールを喜ぶドルトムントの選手たち【写真:Getty Images】

【ドルトムント 4-1 シュトゥットガルト ブンデスリーガ第14節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第14節が現地時間29日に行われ、ドルトムントはホームでシュトゥットガルトと対戦した。

 ミッドウィークの26日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のクラスノダール戦を欠場した香川真司はスタメンに復帰。フンメルスがベンチスタートとなり、CBはパパスタソプーロスとベンダーがコンビを組んだ。

 ハンブルガーSVとクラスノダールに連敗した悪い流れを断ち切りたいホームのドルトムント。これまで通り試合開始から勢いよく前に飛び出し、3分で先制点を奪う。

 右サイドを突破したロイスがグラウンダーで折り返し、ムヒタリアンが強烈なシュートを放つ。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球にカストロが詰めて加入後リーグ戦初ゴールを挙げた。

 さらに19分、CBのベンダーが持ち上がって鋭い斜め方向のパスを前線に供給すると、カストロがかかとでコースを変え、その先にいたオーバメヤンに渡る。今季絶好調のエースは落ち着いてGKの位置を確認すると、チップキックでボールをふわりと浮かせてチームに追加点をもたらした。

 好調をキープしているオーバメヤンは今季14試合で16得点目をゲットした。相変わらず驚異的なペースでゴールを量産している。またオーバメヤンは14得点を挙げているバイエルン・ミュンヘンのレバンドフスキ、バルセロナのネイマール、レスターのヴァーディーといった名だたるFWたちを抑えて欧州主要リーグの最多得点者に躍り出た。

 早めに1点が欲しいシュトゥットガルトは27分に決定機を迎えるが、シュートはGKビュルキにセーブされてしまいゴールを奪えない。

 だが前半のうちに1点を返すことには成功した。40分、ルップのスルーパスに抜け出したコスティッチがゴール前へラストパスを送り、最後はディダビが詰めてシュトゥットガルトが1点差に迫る。

 後半は相手の高いディフェンスラインの裏を突いてチャンスを作りかけるが、オフサイドにかかる場面が多くなかなか得点につながらない。その流れを変えるべく、59分にノーインパクトだった香川に代えてヴァイグルが投入された。

 そんな中65分に思わぬ形でドルトムントに貴重な3点目が生まれる。左サイドを突破したロイスがペナルティエリア内にグラウンダーのクロスを送ると、クリアを試みたニーダーマイアーの足に当たってボールはゴールネットに吸い込まれた。

 再び2点差をつけて余裕の出てきたドルトムントは、残り10分でキャプテンを務めていたロイスを下げてトゥヘル監督との不仲が噂されるフンメルスを投入。そして最後は後半アディショナルタイムにオーバメヤンがこの日2得点目を挙げ、4-1でリーグ戦2試合ぶりの白星を手にした。

【得点者】
3分 1-0 カストロ(ドルトムント)
19分 2-0 オーバメヤン(ドルトムント)
40分 2-1 ディダビ(シュトゥットガルト)
65分 3-1 ニーダーマイアー(シュトゥットガルト、オウンゴール)
91分 4-1 オーバメヤン(ドルトムント)

【了】

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