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香川、リバプールで活躍続ける”恩師”の手腕に期待「どのくらい戦えるか興味ある」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川、リバプールで活躍続ける”恩師”の手腕に期待「どのくらい戦えるか興味ある」
クロップ監督の手腕に興味を持つ香川真司【写真:Getty Images】

 ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、今年10月にリバプール指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督について言及した。16日に英紙『デイリー・メール』が報じている。

 クロップ監督は2008年から2015年までの間にドルトムントで指揮を執った経験があり、香川の指導にも当たっていた。香川が加入した2010年にはブンデスリーガで優勝。さらに、その翌年にも連覇を果たす功績を残している。

 今年4月にドルトムントを退任後、リバプールのブレンダン・ロジャース前監督が成績不振により解任されたことで、後任としてクロップ監督が招聘された。イングランドの地で活躍を続ける恩師に対して香川はエールを送りつつ、これまで同監督と過ごしてきた日々を振り返った。

「クロップ監督はリバプールを変えることができると思っています。彼が素晴らしい監督であることは結果が証明しているし、今後もそうであり続けることを願っています。僕は彼らが今季どのくらい戦えるかについて興味を持っています。

僕は彼が全ての時間を使って自分の思いを伝えていたことを覚えています。ゴールに対する祝福やチームに対する賞賛などが態度に表れていて、各選手たちに愛を与えてくれました。彼と一緒に過ごした日々は良い思い出ばかりで、一緒にタイトルを獲得したことも良い思い出です」

 香川がセレッソ大阪でプレーをしていた時期に才能を見抜きドルトムントに呼び寄せ、そして今はドルトムントにとって欠かせない選手に育て上げたクロップ監督。現在はリバプールの指揮官になっているが、香川にとってクロップ監督に対する信頼はとても厚いものになっているようだ。

【了】

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