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新潟、創設20周年は吉田新体制でリスタート。ブラジルトリオ健在、昨季の悔しさ晴らせるか【2016補強診断】

フットボールチャンネルでは、Jリーグ開幕に向けて、Jクラブの補強動向を診断していく。今季の目標に向けて、効果的な補強を行うことができたクラブはどこなのか。今回は年間15位のアルビレックス新潟を占う。

text by 編集部 photo by Getty Images

タイトル獲得を掲げるも終わってみればギリギリ残留

 昨季は目指す場所と結果のギャップに苦しんだ1年だった。シーズン開幕時は要所を抑えた補強に成功し、タイトル獲得を目標に掲げてスタート。しかし、終わってみれば最後の最後まで浮上のきっかけをつかめず15位でフィニッシュ。残留が決まるまでギリギリの戦いが続いた。

 今年は新潟にとってクラブ創設20周年という特別な年。そんな重要なタイミングで柳下正明監督が退任し、昨季柏レイソルを率いた吉田達磨新監督を迎えた。コーチングスタッフも一新し、リスタートの位置付けで開幕を迎える。

 まず重要なのは前半戦をどのポジションで終えるかだ。昨季は1stステージでわずか3勝しか挙げられず降格圏の17位に沈んでいた。2ndステージは5勝を挙げたが、前半の出来が最後まで足かせになってしまった。今季はけが人を最小限に抑え、1stステージを”ハッピーにターン”できれば波に乗れるだろう。

2016シーズン 戦力入れ替え

新潟入れ替え2016

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