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広島、”旧広島市民球場跡地”の新スタジアム建設案を発表。署名40万人超集まる

text by 編集部 photo by Getty Images

サンフレッチェ広島
新スタジアムの構想概要を発表したサンフレッチェ広島【写真:Getty Images】

 J1リーグのサンフレッチェ広島が3日、旧広島市民球場跡地の新スタジアム建設プランを発表した。

 広島では、複数の場所を建設候補地としていたが、現在は”旧広島市民球場跡地”と”広島みなと公園”の2案のどちらかを建設予定地としている。数年前から構想は浮かび上がっていたが、クラブ側と県や市との間で意見がまとまらず、未だ着工には至っていなかった。

 サンフレッチェは以前から”旧広島市民球場跡地”を新スタジアムの候補地として推奨している。今回はその場所での具体的な建設プランを発表した形となった。サンフレッチェが考えるコンセプトは大きく分けて以下の3点となる。

・将来の広島の発展のために
・平和都市・広島からの全世界への情報発信機能を高めるための基地に
・サッカーだけでなく、広くスポーツ文化そのものの永続的な発展の基盤に

 立地の良さはもちろんのことながら、戦後の広島の復興の象徴である平和記念公園に近い場所であるため、世界へ向けて様々な声を反映しうるスタジアムとなるだろう。

 また、約40万人以上の署名も集まったようだ。今後もクラブ側と県や市との間で調整を続けていくことになるが、果たしてどの場所が新スタジアムの建設地に決まるのだろうか。

【了】

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