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本田、新監督初戦はスタメン落ちへ。ミランのイタリア人化の犠牲に

text by Keiske Horie photo by Getty Images

本田圭佑
ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

 今週末にクリスティアン・ブロッキ新監督のもと初戦を迎えるミランだが、日本代表FW本田圭佑はベンチスタートとなりそうだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ブロッキ監督はシニシャ・ミハイロビッチ監督が採用していた4-4-2の布陣を4-3-1-2に変更するとみられている。本田の本職であるトップ下のポジションが復活することになるが、先発にはMFジャコモ・ボナベントゥーラが選ばれるようだ。

 また、前線にはマリオ・バロテッリが置かれ、守備陣ではマッティア・デ・シリオがルカ・アントネッリに替わって先発となると報じられている。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が希望する通り11人中8人と大部分を若いイタリア人選手で構成されると予想されている。同紙によるサンプドリア戦の予想スターティングメンバーは以下。

【4-3-1-2】
GK:ドンナルンマ
DF:アバーテ、アレックス、ロマニョーリ、デ・シリオ
MF:クツカ、モントリーボ、ベルトラッチ
MF:ボナベントゥーラ
FW:バロテッリ、バッカ

 クラブの方針転換によって本田は今後も厳しい戦いを強いられそうだ。

(文:Keiske Horie)

【了】

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