【ミラン 3-3 フロジノーネ　セリエA 第36節】

　イタリア・セリエA第36節が現地時間の1日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属する6位ミランはホームで19位フロジノーネと対戦した。

　ミランはMFジャコモ・ボナベントゥーラが負傷から復帰しないことで再び本田が4-3-1-2のトップ下を務める。前線はエラス・ヴェローナ戦と同じくカルロス・バッカとマリオ・バロテッリというコンビとなった。

　開始早々の2分、早速ミランは失点してしまう。フロジノーネのMFパガニーニがバイタルエリアでボールを受けると迷わず右足を振りぬく。強烈なミドルシュートにGKドンナルンマは動けず、フロジノーネが1-0と先制に成功した。

　さらに前半終了間際の44分、FKからクラグルが素晴らしいシュートを沈めて0-2。ミランは前半で2点のビハインドを負ってしまう。

　後半、追いつきたいミランは47分にルッソがファウルを犯してPKを獲得する。しかし、これをバロテッリがGKバルディに防がれてしまう。それでも直後に右サイドからのクロスをGKバルディがこぼしたところをバッカが押し込んで1点を返す。

　しかし54分、再びフロジノーネが突き放す。アレックスのミスを突いたFWディオニージがGKとの一対一をしっかりと沈めた。

　60分にはバロテッリのヘディングから本田がゴールネットを揺らすも、ここはオフサイドの判定。64分に本田はL・アドリアーノと途中交代となる。すると74分、ミランは途中出場のDFアントネッリのゴールで1点を返す。

　さらに試合終了間際にミランが再びハンドでPKを獲得。これをメネズが沈めて試合は3-3で終了した。ミランはヨーロッパリーグ（EL）出場圏外である7位に転落している。

【得点者】
2分 0-1 パガニーニ（フロジノーネ）
44分 0-2 クラグル（フロジノーネ）
50分 1-2 バッカ（ミラン）
54分 1-3 ディオニージ（フロジノーネ）
74分 2-3 アントネッリ（ミラン）
90分 3-3 メネズ（ミラン）

【了】