ハリル監督、PKキッカーは宇佐美だったが「浅野に“報酬”をあげようかなと」

2016年06月03日(Fri)23時16分配信

photo Getty Images
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ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

【日本 7-2 ブルガリア キリンカップ】

 日本代表は3日、キリンカップ準決勝でブルガリア代表と対戦し、7-2で勝利した。

 試合後の会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、大量得点を奪ったことについては「ファンタスティック」と選手たちを称えた。しかし、2失点を喫したのも事実。リードを広げたことで全体が間延びしたこともあるが「がっかりした」と振り返っている。

 高い位置からのプレスで相手から自由を奪ったものの、それを90分持続するのは難しい。そうした時はブロックを作るなどリスク管理が重要になるが、対応できたとは言いがたい。

「我々の体力をうまくコントロールしていない。毎回ハイプレスは無理だ。ブロックをもう少し管理したほうがいい。相手がさらに高いレベルとなると、今日のブロックではダメだ」

 決勝進出がかかった試合だったが、指揮官は様々な起用法を見せた。この日、香川真司と清武弘嗣の同時にピッチに立った。「テクニックがあり、パスのクオリティも良い。ときどきやりすぎるところがあったが、こういった試合で多くのことをトライできた」とまずまずの評価を与えている。

 また後半途中から出場した浅野拓磨は自慢の突破力でPKを獲得し、代表初ゴールを決めた。「今日の彼に満足している。PKは宇佐美に蹴らせようと思ったが、試合も試合だったので浅野に報酬をあげようかなと思った」と話し、新鋭ストライカーに“ご褒美”を与えたことを明かした。

 負傷で本田圭佑を欠く中で、相手のレベルも決して高くなかった。この試合だけで本田不在時の解決策が見つかったとは言えないが、勝つべき試合をしっかりモノにしたことはポジティブな材料だ。

「こんなに得点をとって選手を批判することができるだろうか」。ハリルホジッチ監督はそう言って会見を締めくくった。

(取材:植田路生)

【了】

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