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東京Vの“マスター”永井秀樹が語る最高のスパイク「形状記憶は俺には合わない」【SPIKE WARS】―⑤

シリーズ:永井秀樹が語る最高のスパイク text by キングギア photo by King Gear

永井秀樹が語る最高のスパイク

永井
東京ヴェルディの永井秀樹が選ぶ最高のスパイクは?【写真提供:キングギア】

──続いてはナイキに参りましょうか。ティエンポ・レジェンド6・HG-Eでございます。

マスター永井 「これ、代表だと誰が履いてるの?」

──結構いますね。昨年のカンボジア戦ですと、西川選手、森重選手、遠藤選手ですか。

マスター永井 「あれ? あの試合、森重って出てたっけ?」

──いえ、出ておりません。

マスター永井 「どうやって調べたの?」

──現地でカメラマンの方にお願いして、試合前やハーフタイムの練習などを撮影していただきまして。

マスター永井 「依頼されたカメラマンが驚いてなかった?」

──ま、何せ前代未聞の依頼でございますから。ただ、やっていくうちに意外な発見もございまして。

マスター永井 「どうしたの」

──クラブ・ワールドカップが開催された際、出場した全選手の使用スパイクを特定すべく、カメラマンの方に撮影をお願いしたのですが、そうしたら、メッシが足にタトゥーを入れていることが判明いたしまして。

マスター永井 「あ、練習の時に?」

──はい。マスター・ナガイがお若いころと違い、いまは試合中にストッキングを下げることは許されておりません。ただ、練習中は話が別、ということでございまして。

マスター永井 「へえ~。じゃ、スパイクのインプレッション行こうか」

──お願いいたします。

マスター永井 「まず思ったのは、意外に重たいんだなっていうこと。これは別に不満を感じてるんじゃなくて、俺の中のイメージで、ナイキっていうととにかく軽いって印象があったから」

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