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岡崎初先発も…レスターまた勝てず。アーセナルとスコアレスドローで開幕2戦未勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

レスター
岡崎慎司が今季初先発も…【写真:Getty Images】

【レスター 0-0 アーセナル プレミアリーグ第2節】

 プレミアリーグ第2節が現地時間20日に行われ、昨季王者レスターはアーセナルとのホーム開幕戦に臨んだ。

 前節昇格組のハル・シティに敗れてしまったレスターは、その試合で機能しなかった箇所をピンポイントで変更。グレイとキングに替えてオルブライトンと新加入のメンディを起用し、前線で空回り気味だったムサではなく岡崎を先発メンバーに含めた。また出場停止だったフートもスタメンに名を連ねている。

 前半はアーセナルが圧倒的にボールを支配してゴールに迫る。ボールポゼッション率78%を記録したが、CBのモーガンやGKシュマイケルが最後の壁になって立ちはだかり無失点に抑える。

 両チームスコアレスで前半45分間を終えて迎えた後半開始直後、レスターにアクシデントが起こる。中盤で奮闘していたメンディが芝に足を取られて膝を痛め、地面に倒れ込んでしまう。その後一度はピッチに戻ったが、やはりプレー続行不可能でキングとの交代を余儀なくされた。

 それでもレスターはなかなかリズムをつかめないアーセナルを尻目に、得意のカウンターから決定機を作っていく。マハレズの個人技やヴァーディーのスピードなどを生かしながら攻め、チェフの守るゴールを脅かした。だが、ゴールだけが遠い。

 そんな中、岡崎は昨季とほぼ同じタイミング、67分にウジョアとの交代でピッチを退く。対するアーセナルは停滞した流れを変えるため73分にウィルシャーとエジルを同時に投入し、さらに78分にはジルーも送り出した。

 両チームとも選手交代でリズムを変えようと試みたがスコアは最後まで動かず。レスターは最終盤に投入したムサが左サイドでスピードあふれる突破を披露して怖さをのぞかせたが、時すでに遅し。昨季の1位と2位による大一番はスコアレスドローに終わった。

 レスターもアーセナルも開幕戦は敗れていたため、2試合を終えて未勝利が続いている。レスターは次節スウォンジーと、アーセナルはワトフォードと対戦し、今季初勝利を目指す。

【得点者】
なし

【了】

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