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浅野は“タクマ・マタタ”。英紙がライオンキングとかけてドイツ初得点のジャガーを称賛

text by 編集部 photo by Getty Images

浅野拓磨
今季初得点を決めたFW浅野拓磨【写真:Getty Images】

 シュトゥットガルトに所属する日本代表FW浅野拓磨が決めた今季初ゴールを、30日付の英紙『ザ・サン』も称賛している。

 現地時間30日に行われたブンデスリーガ2部の第11節で、シュトゥットガルトはカールスルーエに3-1で勝利を収めた。この試合に先発出場を果たした浅野は、前半10分にMFカルロス・マネのアシストから先制点をマーク。浅野の代名詞である”ジャガーポーズ”を披露して自身の今季初ゴールを祝った。

 これを受けて、英紙も浅野のドイツ初得点を称えている。同紙は、浅野の“ジャガーポーズ”をライオンのポーズになぞらえ、ライオンキングとかけて“タクマ・マタタ”と称賛。

 まだ“ジャガー”の愛称に馴染みの少ないイングランドでは、以前にも「たとえ今は彼のことを知らなくても、きっと彼のこのユニークなライオン風のゴールパフォーマンスに注目するようになる」と英紙で紹介されていた。

 今季からアーセナルに移籍した浅野だが、EU圏外の選手に対するイギリスの労働許可証が取得できなかったために将来的なビザ取得を目指してシュトゥットガルトに1年間の期限付きで移籍。その新天地でこれまで今季リーグ戦7試合に出場し、1得点1アシストを決めている。

 イングランドではまだほぼ無名の“ジャガー”浅野。しかし、このゴールパフォーマンスが注目されているということは、それは浅野への期待の表れからなのかもしれない。

【了】

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