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J2降格の名古屋、在籍10年MF小川佳純など大量9選手の契約満了を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

小川佳純
契約満了となった小川佳純【写真:Getty Images】

 J2リーグ降格が決まった名古屋グランパスが10日、MF小川佳純、MF明神智和、DF竹内彬、MFイ・スンヒ、FW野田隆之介、GK西村弘司、MF森勇人、DF安田理大、FWグスタボの9選手と来季の契約を結ばないことを発表した。

 その中でも小川は2007年に名古屋に加入してから10シーズン、一度も移籍することなく同クラブ一筋でプレーを続けてきた。2010年にはリーグ戦34試合に出場しチームの中心選手として活躍。背番号10を背負いチーム初のJ1リーグ優勝に貢献している。

 契約満了に伴い小川は「名古屋グランパスという素晴らしいクラブで10年間プレー出来たことにただただ感謝しかありません。これまで共にプレーしてきた選手、僕たちを全力でサポートして頂いた現場やクラブスタッフの皆さん、そしてどんな時もクラブに対してご支援ご声援いただいたパートナー関係の皆様、ファン・サポーターの皆様には言葉には代えがたい気持ちでいっぱいです。

皆様のお陰で、2010年にはリーグ優勝という素晴らしい経験をすることも出来ました。もちろん、名古屋グランパスで過ごした一日一日は僕にとって全ての時間がかけがえの無いものだと感じています。ただ、そういった中で最後の最後にクラブにJ2降格という不名誉な歴史を残してしまったことは本当に悔いが残りますし、名古屋グランパスに関わる全ての皆様に申し訳なく感じています。

僕は、名古屋グランパスを離れますが、このクラブの一日でも早いJ1復帰を願っています。そして、心から応援しています。今後については未定ですが、名古屋グランパスでの経験、そして10年間ファン・サポーターの皆様から頂いた歓声、拍手、笑顔を胸にこれからも成長するために頑張りたいと思います。今まで本当にありがとうございました」と語り、長年在籍した名古屋に対して感謝の言葉で締めくくった。

【了】

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