カシマスタジアムで2ゴールを奪った大迫勇也【写真:田中伸弥】
【日本 4-0 オマーン キリンチャレンジカップ】
日本代表は11日、キリンチャレンジカップでオマーン代表と対戦し4-0で勝利を収めた。
およそ1年5ヶ月ぶりの出場となった日本代表の大迫勇也は、前半だけで2ゴールを挙げて勝利に大きく貢献した。オフサイドになったヘディングシュートも合わせれば45分間でハットトリックを達成していたことになり、後半途中交代ながら印象に残るパフォーマンスを披露している。
試合後、大迫は「僕にとって特別なスタジアムだったので決められて本当にうれしい」と2得点を喜んだ。古巣・鹿島アントラーズの本拠地カシマスタジアム凱旋となった試合でのゴールは感慨深いものがあったようだ。
安定したポストプレーやボールを持っていない時の献身的なスプリント、絶妙なタイミングでの動きだしなどゴール以外の面でも輝いた大迫は日本代表の先発奪取に向けて猛烈にアピールした。
次の試合は15日のロシアW杯アジア地区最終予選のサウジアラビア戦となる。W杯出場を左右する大一番に向けて大迫は「次が大事なので、次また勝てるように準備したい。絶対に勝ち点3をとるしかないので、全身全霊かけて戦いたいと思います」と、必勝を誓っている。
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