J1の浦和レッズは14日、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約更新が合意に達したとして、2017シーズンも引き続き同監督がチームの指揮を執ることを発表した。

　セルビア出身でありオーストリア国籍のペトロヴィッチ監督は、2006年から11年までサンフレッチェ広島を率いたあと、12年に浦和監督に就任。来年で6シーズン目を迎え、自身の持つ浦和監督の最長在任記録をさらに更新することになる。

　浦和では就任以来毎年安定した好成績を収めながらもタイトルに手が届いていなかったが、今季はルヴァンカップ決勝でガンバ大阪を下し、自身にとってキャリア初となる主要タイトルを獲得。浦和にとっても10年ぶりとなる国内タイトルをもたらした。

　さらに、J1の2ndステージでも優勝を成し遂げるとともに、年間勝ち点で首位の座を確保。10年ぶりの国内リーグ制覇に向け、チャンピオンシップ決勝へ進出することが決まった。11月29日と12月3日にホーム＆アウェイ方式で行われる決勝では、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの準決勝の勝利チームと対戦する。

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