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AFFスズキカップ2016大会プレビュー。東南アジア王座を巡る戦いにJリーガーも出場

text by 編集部 photo by AFF

AFFスズキカップ
AFFスズキカップのトロフィー【写真:AFF】

 ASEANサッカー連盟(AFF)の主催によるAFFスズキカップ2016が、現地時間19日に開幕する。約1ヶ月にわたる大会で、全8チームが東南アジア王者の座を目指して激突する。

 1996年に「タイガーカップ」として始まり、2年に一度開催されてきた大会は、今回で11度目の開催を迎える。2008年大会からは、スズキがスポンサーについたことで「AFFスズキカップ」の名で呼ばれている。

 設立以来6大会はタイとシンガポールが3回ずつ優勝を分け合ったが、2008年大会ではベトナム、2010年大会ではマレーシアがそれぞれ初優勝を飾った。2012年にはシンガポール、2014年にはタイが覇権を奪い返している。最近4大会の優勝チームが全て異なっている事実が示すように、今回も実力の拮抗したチーム同士による見応えあるタイトル争いが繰り広げられることになりそうだ。

 大会は8チームを2つのグループに分け、1回総当りによるグループステージを開催。各グループの上位2チームが準決勝へと進む。今回はグループAがフィリピン、グループBがミャンマーを開催地として行われる。準決勝と決勝はホーム&アウェイ方式となり、勝ち進んだ各チームのホームで試合が開催される。

 グループAに入ったのは前回王者のタイ、2大会前の王者であるシンガポール、開催国フィリピン、およびインドネシアの4チーム。ロシアW杯アジア予選で東南アジアから唯一最終予選に進んでいるタイは、先日のオーストラリア戦を2-2のドローに持ち込んだことで自信を強めているかもしれない。先月プミポン国王が死去したことで大会出場への影響も懸念されていたが、亡き国王へ勝利を捧げたいという思いでモチベーションを強めているようだ。

 フィリピンも過去3大会連続で準決勝進出と着実に力をつけている。日本人とのハーフであり、現在ルーマニア1部でプレーする元浦和レッズユースのDF佐藤大介も出場が期待されていたが、所属クラブが大会参加を認めなかった。

 インドネシアはJ2北海道コンサドーレ札幌所属のMFイルファン・バフディムが出場予定だったが、大会直前の練習で負傷してしまったことで辞退を余儀なくされた。2014年に札幌でプレーしたMFステファノ・リリパリはメンバーに入っている。

 グループBは前回準優勝のマレーシアと、前回4強進出のベトナム、開催国のミャンマー、それにカンボジアという4チーム。ベトナム代表には、今季からJ2水戸ホーリーホックでプレーする21歳のFWグエン・コン・フオンが招集されている。ベトナムの誇るスタープレーヤーである元札幌のFWレ・コン・ビンは今大会限りでの代表引退を表明しており、最後の国際舞台に臨む。

 グループステージは今月19日から26日までの日程で開催。準決勝は12月3日から8日にかけて開催され、決勝は12月14日にファーストレグ、同17日にセカンドレグが行われる。

【了】

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