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Jリーグ 7年前

山口、J2初参入ながら上出来のシーズン。2年目の来季は正念場に【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ2も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、初のJ2参入となったレノファ山口FCを振返る。

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

山口、初のJ2ながら12位は好成績

山口
レノファ山口FCは初のJ2ながら12位で残留を果たした【写真:Getty Images】

 上野展裕監督率いるレノファ山口FCは昨季J3リーグで戦い、JFLから昇格して参入1年目ながら圧倒的な攻撃力でJ3初優勝とJ2昇格を成し遂げた。

 トントン拍子でカテゴリーを登ってきた勢いそのままに、開幕戦となったファジアーノ岡山戦では1-1の引き分け、第2節のギラヴァンツ北九州戦でJ2初勝利を達成している。その後2連敗を挟んで、7試合負けなしを記録するなど、J2でも山口旋風を巻き起こしていた。

 最終的には14勝11分17敗の12位という成績に終わったものの、1年目としては好成績と言えるだろう。

 ただ、ツエーゲン金沢が2年目のシーズンで苦しんだように、山口にとっても来季が正念場だ。持ち前の攻撃力をそのままに、課題の守備を立て直すことができれば、今季よりも上の順位を狙えるかもしれない。

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