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酒井宏樹、先制点の起点に。攻守に渡って勝利に貢献も「アシストが決めたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井宏樹
マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】

 マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、今季より加入したこのチームで早くアシストを決めたいようだ。19日付の仏紙『ラ・プロヴァンス』などが報じている。

 現地時間18日にフランスリーグ第18節が行われ、マルセイユはリールに2-0で勝利をおさめた。この試合で、酒井はまず56分に相手陣地でボールを奪って先制点の起点となると、守備でもしっかりと相手を抑え、攻守に渡って完封勝利に貢献している。

 この日、酒井はマルセイユに移籍して以来初めて試合後にミックスゾーンでインタビューに応答。そこで、コンスタントにイニシアチブを取るプレーをみせたことについて「オフェンスをサポートするよう僕に求めている監督の要求に応えようとしている」と答えると、「だけどもっとサポートをしたいし、まだこれまで決めていないアシストを決めたい」と自身の目標を語った。

 そして、「2-0になってから少しパフォーマンスが落ちたと思う。90分間同じレベルを保たなければいけない」と厳しく自己批判するも、「だけど本当に嬉しい。常に僕のベストを尽くそうとしたし、勝ち点3も手に入れた」と、酒井は素直にチームの勝利を喜んでいる。

 加入当初から信頼を置かれ続け、これまでリーグ戦17試合に出場している酒井。この試合でマルセイユに移籍して以来一番最高のパフォーマンスを見せたとも評価された酒井は、果たしていつ“今季初アシスト”を見せてくれるだろうか。

【了】

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