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Jリーグ 7年前

FC東京、「アクション・フットボール」は未完で城福体制終幕。来季は篠田スタイルの継続を【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、年間勝ち点9位のFC東京を振り返る。

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

優勝目指し城福氏を招聘。育成にも尽力

城福
FC東京で2度目の指揮を執ることになった城福浩氏【写真:Getty Images】

 昨季チームを優勝争いに導いたマッシモ・フィッカデンティ監督との契約を延長せず、より攻撃的なサッカーを目指して城福浩氏を招聘。2010年途中で退任して以来2度目の就任となった。また、J3リーグにU-23チームを参戦させ、より育成に力を入れていく方針を示した。

 優勝を目指し、城福監督が指導した経験を持つ水沼宏太、阿部拓馬らを獲得し、権田修一が抜けたGKには湘南ベルマーレでJ1残留に貢献した秋元陽太で穴埋め。さらにリオ五輪を戦った室屋成も正式にFC東京の一員に。シーズン開幕後にはACLでJリーグ勢を苦しめたムリキがアル・サッドからやって来た。

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