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王者鹿島、湘南から三竿雄斗を獲得し“兄弟共演”へ。福岡から金森も加入

text by 編集部 photo by Getty Images

三竿雄斗
三竿雄斗【写真:Getty Images】

 J1鹿島は28日、湘南からDF三竿雄斗が、福岡からFW金森健志が、それぞれ完全移籍で加入することを発表した。

 2014年に早稲田大学から湘南に加入した三竿雄斗は、現在25歳。弟の三竿健斗と同じ鹿島でプレーすることになった。

 J1王者に加入することが決まった三竿雄斗は新天地の公式サイトで、「伝統のある素晴らしいチームでプレーするチャンスをいただき、本当に感謝しています。ピッチ内外問わず、チームの勝利のために自分の持っている力を全て出し切りたいと思います。そして自分自身、更に成長していけるよう、常に向上心を持って自分らしく取り組みたいと思います。皆様よろしくお願いします」とあいさつをした。

 また、古巣となった湘南の公式サイトで同選手は、「特別指定選手の年を含めて4年間お世話になりました。このチームで過ごせた時間は本当に幸せでしたし、自分の人生の中で1番濃い日々でした」と別れの言葉を残し、J1年間総合17位という今季の成績については、「副キャプテンとして臨んだ今季、チームが苦しい時期に自分のプレーでチームを助けることが出来ず、J2降格という厳しい結果に終わってしまい申し訳なく思っています。こんなに悔しく、不甲斐ないシーズンは初めてでした。来年自分の力で再びチームをJ1昇格へ導くことが自分への使命であるのですが、短いサッカー人生、後悔したくないという気持ちであったり、何よりもチャレンジしたいという気持ちが強く、今回の決断に至りました」と述べている。

 一方、2013年から過ごした福岡を離れて鹿島に移籍する金森は、「数々のタイトルを獲得している名門クラブの一員になれることを心から嬉しく思います。また先日行われたクラブワールドカップの試合を見て、さらに来シーズンこのチームでプレーできる喜びと期待でいっぱいです。自分はこの鹿島アントラーズで全てのタイトルをとるため、サッカー人生をかけ移籍してきました」と、新天地の公式サイトで意気込みを語っている。

【了】

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