UAEプロリーグ（1部）のアル・シャールジャは5日、韓国Kリーグクラシック（1部）の蔚山現代から元日本代表MF増田誓志の獲得を発表した。

　11月のアル・ナスル戦で負傷して長期離脱中の韓国人MFソン・ジンヒュンの穴を埋める存在として期待されているようだ。

　増田は鵬翔高校卒業後の2004年に鹿島アントラーズ入団してプロデビューを果たし、2012年には日本代表として初キャップを刻んだ。2013年、韓国の蔚山現代へ移籍を決断すると、大宮アルディージャへ期限付き移籍した2014年を除く3シーズンにわたって主力として活躍。昨季はリーグ戦32試合に出場していた。

　蔚山現代とは2015年シーズン終了後に契約延長していたが、1年のみだったため今回のアル・シャールジャ移籍で違約金は発生していないと見られる。UAEリーグには現在韓国人やオーストラリア人の選手が多数在籍しているものの日本人はおらず、増田は2013年にアル・ナスルでプレーした森本貴幸以来、リーグ史上2人目の日本人選手となる。

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