J1のヴィッセル神戸は6日、ポルトガル1部のスポルティングCPから元日本代表FW田中順也を完全移籍で獲得したことを発表した。

　田中は2014年夏に柏レイソルからスポルティングへ移籍。ポルトガルで1年半プレーしたあと、昨年2月には期限付き移籍の形で古巣の柏に復帰した。スポルティングは昨年末に田中が神戸へ完全移籍することをすでに発表していた。

　神戸への加入に際し、「新たなチャレンジをできるチャンスを与えていただき、感謝しています。チームの勝利のために全力を尽くします」と田中のコメントがクラブ公式サイトで伝えられている。

　神戸を率いるネルシーニョ監督は、田中がポルトガルへ渡る以前に柏に所属していたのとほぼ同時期の2009年から14年まで同クラブの監督を務めていた。田中は2年半ぶりに恩師と神戸で再会し、J1でともに戦うことになる。

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