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バルサ、ベティスと辛うじてドロー。スアレス弾で追いつくも勝ち点1どまり

text by 編集部 photo by Getty Images

ベティス対バルセロナ
ベティスとバルセロナはドロー【写真:Getty Images】

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【ベティス 1-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ 第20節】

 スペイン・リーガエスパニョーラ第20節が現地時間の29日に行なわれ、バルセロナはアウェイでベティスと対戦した。

 首位のレアル・マドリーを2ポイント差で追うバルサは、この試合に勝てば暫定首位に浮上してライバルにプレッシャーをかけることができる状況。イニエスタとブスケッツを負傷で欠くが、ここ2試合で3得点と絶好調なデニス・スアレスらが先発に名を連ねた。

 だがホームのベティスの奮闘に苦戦を強いられ、ゴールに迫られる場面も。前半終了間際にはネイマールが決定的なチャンスを迎えたがGKアダンの好守に阻まれ、前半は両チーム無得点で折り返した。

 流れを変えたいバルサだが、後半はさらに厳しい展開に。劣勢を強いられるルイス・エンリケ監督は早めに動き、アンドレ・ゴメス、J・アルバ、セルジ・ロベルトを投入して後半半ばの時点で交代枠を使い切る。

 それでもベティスの優位は続き、バルサは立て続けのピンチをクロスバーやポストに救われる。だが75分、ついにベティスが均衡を破ることに成功した。右CKからニアに上がったボールにGKテア・シュテーゲンがパンチングで対処したが、小さく弾かれたボールをアレックス・アレグリアが押し込んでスコアは1-0に。

 追い込まれたバルサだが、敗戦濃厚かと思われた90分に一瞬の隙を逃さず同点ゴール。メッシがエリア手前で奪われたボールを奪い返すと、そのままL・スアレスへスルーパスを通し、ウルグアイ人ストライカーが確実に右足シュートを流し込んだ。

 辛うじて敗戦は免れたとはいえ、不安を残す戦いぶりで勝ち点1止まり。このあと試合を行う首位マドリー、2位セビージャに勝ち点差を広げられることになってしまうかもしれない。

【得点者】
75分 1-0 アレグリア(ベティス)
90分 1-1 L・スアレス(バルセロナ)

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【了】

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