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複数ポジションもお任せ! 欧州でプレーするユーティリティ選手たち。“カイザー”長谷部も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルサでブレイク。本職はボランチも右SBのレギュラーに

セルジ・ロベルト
バルセロナのセルジ・ロベルト【写真:Getty Images】

■セルジ・ロベルト(バルセロナ)

〔プレー可能ポジション〕
インサイドハーフ、アンカー、右サイドバック、右ウイング、左ウイング

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身で、元々は中盤のインサイドのプレーヤー。身体能力、技術などで特別な能力があるわけではないが、サッカーIQの高さで複数のポジションを容易にこなす。

 昨シーズン、ケガ人続出の中で左右のウイングや、セルヒオ・ブスケッツの代役として第19節のグラナダ戦ではアンカーで先発出場するなど一気にブレイクし、スペイン代表にも選出された。

 今季は長年バルセロナの右サイドに君臨してきたダニエウ・アウベスの移籍により、右サイドバックを主戦場に移しているが、早くも順応してポリバレントな才能を発揮している。

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