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複数ポジションもお任せ! 欧州でプレーするユーティリティ選手たち。“カイザー”長谷部も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ユナイテッド主将はストライカーから中盤へ…

ルーニー
マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

■ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)

〔プレー可能ポジション〕
センターフォワード、トップ下、右サイドハーフ、左サイドハーフ、ボランチ

 16歳という若さでエバートンからデビューを果たしたウェイン・ルーニー。CFとしてのスピード、テクニックだけでなく、最終ラインまで相手選手を追いかけ守備をする献身的な姿勢も高く評価されていた。

 現在はマンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表でキャプテンを務めており、クラブと代表の両方で歴代最多得点記録を持っている。

 しかし、年齢を重ねるにつれて爆発的なスピードが失われつつあり、サー・アレックス・ファーガソン体制下では左右のサイドや中盤で起用されるようになった。今季就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下ではトップ下へとポジションを移し、現在ではベンチからのスタートが増えている。

 本人も「ジェラードやスコールズから中盤のプレーを学んだ」と語っており、今後は中盤でのプレーの回数がより多くなるかもしれない。

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