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Jリーグ 7年前

G大阪、ファビオら獲得で守備陣は充実。主将・遠藤のアンカー起用は新たなオプションに【2017補強診断】

シリーズ:2017補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

診断

G大阪の予想フォーメーション
今季のG大阪の予想フォーメーション

補強評価 B

 トップチームのみを評価すれば、「B」となる。戦力的な上積みはそれほど大きくなく、退団した選手の穴を的確に埋めたと言えるが、チームの目玉になるような実力の選手獲得には至らなかった。それでも全体が若返り、フレッシュな陣容となっている。

総合力評価 A

 戦力はJ1の中ではトップレベルで、メンバーを見れば上位争いに絡むことは十分に予想できる。ただ、ACLとの過密日程は長谷川監督の頭を悩ませる要因となるだろう。守備陣は充実したが、FWや中盤は層の薄さは否めない。

 アデミウソンや長沢は計算の立つストライカーだが、負傷や不調に陥った際に誰が得点を奪うのか。有望な若手を多く揃えるが、彼らがどこまでチームを救う存在となるかは未知数だ。そういった意味でも、若き才能の成長は今季も大きな鍵を握ることになるだろう。

【了】

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