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「大迫は最高の相棒」。得点王争い中のケルンFW、ゴール量産の秘訣語る

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
ケルンのアンソニー・モデスト(左)と大迫勇也(右)【写真:Getty Images】

 ケルンで絶好調を維持し得点王争い中のFWアンソニー・モデストが、相棒である日本代表FW大迫勇也を絶賛している。独紙『エクスプレス』が報じた。

 現在リーグ戦で17ゴールを挙げ、19ゴールのバイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レバンドフスキやドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンに次ぐ得点王ランキング3位につけるモデスト。その活躍ぶりは圧倒的で、すでに本人がシーズン前の目標をクリアしているという。

「シーズンが始まる前に昨季の15得点以上という目標を立てた。それはもう完了した。17得点を挙げたが、もっとゴールを決めたい。シーズンはまだまだ長いからね」

 キャリア最高ともいえるシーズンを過ごしているフランス人ストライカーは、自らの活躍に欠かせない人物の名前を挙げた。それは隣でプレーする大迫勇也だ。

「彼は僕にとって最高の相棒なんだ。このことは監督も昨年から言っているね。僕らはたくさん話すし、一緒に寿司も食べに行く。楽しいよ」

 現時点では得点王争いに絡めているものの、モデスト自身はレバンドフスキやオーバメヤンといった強豪クラブ所属のFWたちと競い続けるのは難しいと考えている。ケルンとバイエルンやドルトムントでは自分のところにやってくるチャンスの数が違いすぎるからだ。

 しかし、味方を最大限に生かす術を心得た大迫とのコンビは無限の可能性を秘めている。謙虚なモデスト本人の見立てとは裏腹に、最高の関係を築く2人はリーグ屈指の大物たちを脅かすほどの力を発揮するかもしれない。

【了】

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