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バイエルン監督「ヴェンゲルに同情」もCL8強に向けて油断なし

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ
カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンは現地時間7日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでアーセナルと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が置かれている状況に同情しながらも、手を抜くつもりはないと語った。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 バイエルンはホームでのファーストレグで5-1と先勝した。アーセナルはプレミアリーグでも5位に転落し、ヴェンゲル監督は非難を浴びている。

 過去にチェルシーを率いていたアンチェロッティ監督は、「我々の仕事は、いつでも批判との付き合いだ」と記者会見でコメント。「大事なのは、正しい批判を受け入れることだね。ヴェンゲルは誰よりも経験のある監督だ。この状況もうまく対応することができるだろう。これは全ての監督に起こり得ることだ。監督として彼に同情する。男として、私は彼と良い関係にある。彼のことは大いに尊敬している。彼がこのクラブでやったことを全ての監督ができるわけではないからね」と話した。

 だが、試合で手を抜くつもりはない。

「我々が対戦するのは最高のチームだ。とても重要なゲームで、こちらにアドバンテージがある。良いサッカーを見せたい」

「アレクシス・サンチェスは非常に強く、とても危険なストライカーだ。彼にはスピードがあってクオリティも備わっている。出てくるなら、我々は彼を抑えなければいけない」

 大きなアドバンテージがあるバイエルンは、勝ってヴェンゲル監督をさらに追い込むことができるだろうか。

【了】

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