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PSGにPKが与えられるべきだった? 「ファウルをした」と認めるバルサの重鎮

text by 編集部 photo by Getty Images

アンヘル・ディ・マリア、ハビエル・マスチェラーノ
アンヘル・ディ・マリアとハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】

 バルセロナのアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは、現地時間8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で、相手選手にファウルを犯したがPKを取られなかったプレーがあったと認めている。試合後のコメントを9日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えた。

 PSGとのアウェイでの1stレグに0-4の大敗を喫し、きわめて不利な状況に追い込まれていたバルサだが、本拠地カンプ・ノウでの2ndレグには6-1で大勝。2試合合計6-5で勝ち上がるという世紀の逆転劇を実現させた。

 だがマスチェラーノは、本来であればPKを取られてもおかしくない場面があったと告白した。85分、PSGのMFアンヘル・ディ・マリアが決定的な形でゴール前に抜け出しながらもシュートを外してしまったプレーだ。

 マスチェラーノは後方からディ・マリアを追いかけ、スライディングタックルでチャンスを阻もうと体を投げ出した。「ディ・マリアにファウルをしたのは明らかだった」とマスチェラーノは話している。だが、「それがPSGに勝てた理由というわけではないと思う」とも付け加えた。

 問題のプレーの時点でスコアは3-1であり、バルサはその後の残り数分間で3ゴールを奪って試合をひっくり返した。PSGにPKが与えられていれば結果は違ったものになっていたかもしれない。一方でバルサはこの試合で2本のPKを獲得しており、PSGのウナイ・エメリ監督は「バルサに有利なPKが2つあった」と試合後に不満を述べている。

【了】

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