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ハリル、早くも審判を牽制「適正なレフェリングに期待」。過去2度のPKも改めて批判

text by 編集部 photo by Getty Images

ハリルホジッチ
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は16日、ロシアワールドカップアジア最終予選のUAE戦(アウェイ)およびタイ戦(ホーム)に向けた日本代表メンバーを発表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は25名の選手を招集した。

 ハリルホジッチ監督は本大会出場を左右する2連戦に向け、「ワールドカップは誰もプレゼントしてくれない。暴力的なことや挑発的なこともあるかもしれない。フィジカル的な戦いも必ずある。その中でも、スポーツマンシップやルールに則って戦っていく。適正なレフェリングに期待したい」と、早くも審判団を牽制した。

 日本代表は今回の最終予選で、2度のPKを取られている。初戦のUAE戦では大島僚太が相手選手を倒してPKを献上。これを決められて先制を許した日本代表は、そのまま敗れて最終予選で黒星発進となった。

 アウェイで行われたオーストラリア戦でも、自陣に戻った原口元気が相手選手を倒してPKを与え、同点ゴールを奪われている。

 指揮官は「UAE戦とオーストラリア戦でPKはなかった」と過去の判定を改めて批判。「PKが2つもあれば、状況も異なる」と述べた。

 特にホームでのUAE戦ではFKとPKで失点しているだけに、「PKやFKも誘ってくる。そこでしっかり自分に自信を持ち、チームに自信を持ち、チームとして戦わなければいけない」と警戒を促した。

【了】

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