武藤嘉紀が乗り越えた幾度もの重症。日本代表返り咲きへ、今はとにかく「結果が欲しい」

2017年03月20日(Mon)10時00分配信

text by 杉崎達哉 photo Getty Images
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再び日本代表へ。求められる結果=ゴール

武藤嘉紀
武藤は再び日本代表に返り咲くことはできるだろうか【写真:Getty Images】

 怪我からの復帰直後は慎重な姿勢を見せていた武藤だったが、今はそのような姿勢は見られない。ダルムシュタット戦の後に膝の調子について質問したところ、「膝? もう大丈夫ですよ」と笑って答えていた。

 ダルムシュタット戦では終盤からの出場でありながら、前線でのポストプレーやフリースペースを見つけ走りこむ一瞬のスピードなど存在感を見せていた。しかし、FWである以上求められるのはやはり結果=ゴールだろう。

 FWのポジションはコルドバのレギュラーがほぼ確定している状況で、武藤は前述の通り移籍組と競争する構図になっている。現地時間19日に行われたシャルケ戦でもベンチスタートで出場は終盤の8分間のみ。武藤にゴールは生まれず、チームも0-1で敗れるなど厳しい状況は続く。

 ドイツでは献身的な守備をするFWよりもゴールを挙げるFWの方が好まれる傾向にある。チームプレーを逸脱するようなワンマンプレーは許されないが、ゴール前では“エゴイスト”になること。これが今の武藤にとって必要になってくる。

 今月16日に発表された日本代表メンバーからは外れてしまったが、「やっぱり選手でプレーしている以上、日本代表に選ばれたいっていう気持ちがない人はいないと思うので」と誓った武藤。将来的な代表への返り咲きを狙う戦いは続く。

(取材・文:杉崎達哉【ドイツ】)

【了】

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