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名将ペップが”キャリア初”の屈辱。同じ相手に年間2度敗れたのは初めて

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 現地時間5日に行われたプレミアリーグ第31節の試合で、マンチェスター・シティはチェルシーとアウェイで対戦して1-2の敗戦を喫した。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、同一シーズン中に同じ相手チームに2度敗れるのは監督としてのキャリアで初の屈辱となった。

 シティとチェルシーは、昨年12月に行われた第14節の試合で今季初対戦。ホームのシティが先制したが、後半に3点を奪ったチェルシーが逆転して3-1の勝利を収めていた。5日の試合でも、MFエデン・アザールの2得点によりチェルシーがシティを下している。

 5日付の英紙『ミラー』などによれば、グアルディオラ監督がリーグ戦で同じ相手に対してホームでもアウェイでも敗れたのは今回がキャリアで初めて。バルセロナを4年間、バイエルン・ミュンヘンを3年間率いて数々の栄光を手にしてきた名将は、その合計7年間で全ての相手チームから少なくとも勝ち点1以上を獲得していた。

 グアルディオラ監督を初めて2度破る快挙を成し遂げたのはアントニオ・コンテ監督。この試合の結果によりシティは首位チェルシーとの勝ち点差が14ポイントに広がり、残り8試合での逆転優勝もほぼ絶望的と言える状況になった。

【了】

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