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誤審に怒り心頭。ビデオ判定”反対派”のバイエルン監督「今では必要だと考えている」

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ監督
バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 現地時間18日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグの試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでレアル・マドリーと対戦し2-4の敗戦を喫している。勝敗を分けた相手の勝ち越し点が誤審だっただけに、バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は怒りを露わにしていると、19日に英メディア『BBC』が報じている。

 1stレグでは1-2の敗戦を喫したものの、今回の試合で90分のうちに2-1とし、2戦合計3-3で延長戦に突入した。しかし延長戦に突入した105分、セルヒオ・ラモスから浮き玉のパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドにゴールを決められる。ただ、この時C・ロナウドはオフサイドポジションにいたものの得点が認められた。

 この得点に加え、さらに2点を追加したマドリーが2戦合計6-3の勝利をおさめている。アンチェロッティ監督は「我々はこの試合で起こる様々な場面を想定していた。審判を除いて。審判はおそらく余裕がなかったのだろう。マドリーが審判に影響を与えることをしたと考えていないが、審判は何度も間違えた。私は決してビデオ判定の導入に賛成することはなかったが、今ではそれが必要だと認めなければならない」と語った。

【了】

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