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J1大宮、さいたまダービーの運営について謝罪。一部浦和サポの行為が問題に

text by 編集部 photo by Getty Images

大宮アルディージャ
大宮アルディージャのサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

 J1の大宮アルディージャは2日、明治安田生命J1リーグ第9節の浦和レッズ戦における試合運営に問題点があったとして、森正志代表取締役社長による説明および謝罪のメッセージをクラブ公式サイトに掲載した。

 大宮のホームであるNACK5スタジアム大宮で先月30日に開催された「さいたまダービー」では、観客による過激な行為がみられたとして問題視されていた。一部浦和サポーターが、両チームのファンの緩衝帯として設置された柵を蹴るなどして警備員に制止される騒ぎが起こったと報じられている。

 森社長はこの試合の運営について、「両クラブのファン・サポーターの方々が混在して応援される状況が発生してしまいました」と説明。「多くの方々に不快な思いをさせてしまったこと、また、安全で快適な観戦環境をご提供することができなかったことを深くお詫び申し上げるとともに、大きな課題と認識しております」と謝罪の言葉を述べた。

 浦和サポーターの行為に関しては、「器物損壊行為、不正入場未遂行為、フィールドへのフラッグの投げ込み行為など、ホームゲームの運営を妨げる運営管理規程違反の行為があったことを確認」したとして、浦和や関係各所と連携の上で「調査確認の上、厳正に対応してまいります」と述べられている。

 また大宮は、試合を観戦する上での注意事項を一部改訂することも発表。観客席のホームエリアでのビジターグッズなどの着用・使用を禁じていた規定に、「アウェイチームへの応援」も禁じることを新たに明記し、アウェイサポーターには必ずビジターエリアへ入場するよう促している。

【了】

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