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【U20】堂安律「あいつの分まで戦った」。負傷離脱の小川航基に捧げた2ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

堂安律
U-20日本代表の堂安律【写真:Getty Images】

 U-20ワールドカップ(W杯)グループD最終節が27日に行われ、U-20日本代表はU-20イタリア代表と対戦し2-2の引き分けで終わった。この試合で圧巻の2ゴールを決めた堂安律が取材に答えた。

 まず、負傷離脱した小川航基のユニフォームを掲げた理由について「まあ、絵になるかなと思って(笑)。試合前にユニフォーム飾ってへんなと思って、水飲む時に航基のユニフォーム取ってきてって言ってたんで、そこからちょっと決まってたのかなと思いますけど(笑)。予兆はちょっとありました」と説明している。

 試合前に小川と会話したかどうかについて質問されると「いや、特に。いいとこ持って行けよみたいな感じで話はしましたけど、ムダに試合の話してもつらいと思うんで、そこはムダに話はしてなかったですし、自分ができることはピッチで表現して、ああやって勇気づけることやと思うんで、感動できるような試合はできたかなと思います」と答え、「自分の中ではあいつのために今日は戦ったっていう。そういう感じがあるんで、あいつのために戦おうと思ってやりました」と、小川のために2ゴールを捧げたことを明かしている。

 決勝トーナメントに向けては「もう勝ちにいかないとダメなんで。だからこそ最初の失点はもったいなくなるから、チーム的にはあそこは集中していきたいです。個人的には満足したら自分はよくならない、悪くなるんで、ホントにまだまだだぞって言い聞かせながらピッチに立ちたいと思います」と、意気込んでいる。

(取材:元川悦子【水原】、文・構成:編集部)

【了】

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