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J1“現役最年長”選手がJ2へ。甲府DF土屋征夫が京都へ期限付き移籍

text by 編集部 photo by Getty Images

土屋征夫
ヴァンフォーレ甲府の土屋征夫【写真:Getty Images for DAZN】

 J1のヴァンフォーレ甲府に所属するDF土屋征夫は、J2の京都サンガF.C.へ期限付き移籍することが決定した。8日に両クラブから発表が行われている。

 1974年生まれの土屋は現在43歳で、今季のJ1クラブの全登録選手の中で最年長だった。今季のJ1でこれまで出場はなかったが、昨年11月に「42歳3ヶ月3日」で出場し、中山雅史(現アスルクラロ沼津)に次ぐJ1歴代2位の最年長出場記録を保持している。

 一方、YBCルヴァンカップでは今季のグループステージ6試合中5試合に出場。5月10日のヴィッセル神戸戦では「42歳9ヶ月10日」でのゴールを決め、大会の最年長ゴール記録を更新した。

 J2では、横浜FCに所属する50歳のカズこと三浦知良が最年長出場記録の更新を続けている。土屋が今季J2で試合に出場したとすれば、カズと永井秀樹に次ぐJ2歴代3位の最年長出場となる。

「クラブの目標であるJ1昇格のために、自分の持てる力、経験、全てをチームに尽くしていきたいと思います。ファン・サポーターの皆さまに少しでも早く認めていただけるようプレーしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」と土屋は京都公式サイトで新天地のファンにメッセージを送っている。

【了】

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