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「何度ポストを叩いたか分からない」とミリガン。豪州、圧倒的支配も大勝ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

マーク・ミリガン
オーストラリア代表のマーク・ミリガン【写真:Getty Images】

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・グループB最終節の試合が5日に行われ、オーストラリア代表がタイ代表にホームで2-1の勝利を収めた。ゲームキャプテンを務めた元ジェフ千葉のDFマーク・ミリガンは、試合後に『FOXスポーツ』のインタビューに答えて試合を振り返った。

 予選突破に向けた望みを広げるためにはタイを破って勝ち点3を獲得するだけでなく、大差の勝利で得失点差も稼ぐことができれば理想的だったオーストラリア。だが圧倒的に試合を支配しながらも後半半ば以降までゴールは生まれず、結局1点差での辛勝となった。

「今夜は僕らの持っているものを全て出すことができた。全体的には自分たちの試合ができたと思う。ゴールを奪える状況を生み出していた」とミリガンは試合後にコメント。それでもあと一歩得点に及ばない場面が目立ち、「何度ポストを叩いたのか分からない」と決定力不足を嘆いた。

「チャンスは作っていたから、それほど大きく変える必要はなかった。ただ変えるべきだったのは、ゴールをネットに入れることだけだ。落ち着いて、自分たちのやっていることを続ける必要があった。相手が疲れてくることは分かっていた」

 オーストラリアがW杯出場権を獲得するか、グループ3位でプレーオフに回るかは、このあと行われるサウジアラビア対日本戦の結果次第となる。オーストラリアが2位で予選突破を決めるためには日本が引き分け以上の結果を残すことが必要だ。

【了】

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