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残酷なビデオ判定…。大迫勇也フル出場ケルン、今季初勝利に迫るもAT被弾で敗戦

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
大迫勇也奮闘も結果につながらず…【写真:Getty Images】

【シュトゥットガルト 2-1 ケルン ブンデスリーガ第8節】

 現地時間13日に行われたブンデスリーガ第8節シュトゥットガルト対ケルンは、2-1でホームのシュトゥットガルトが勝利した。ケルンのFW大迫勇也はフル出場。シュトゥットガルトのFW浅野拓磨はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 ここまで勝ち点わずか1と苦しんでいるケルンは、敵地でアグレッシブな戦いを見せる。前半は14位シュトゥットガルトを相手に何度もシュートを放ち、得点を予感させた。

 だが、先制したのはシュトゥットガルト。38分、ドニスのゴールで先制して前半を終える。

 追いかけるケルンは77分、意外なところから同点弾が決まった。センターバックのハインツがペナルティエリア手前から左足のミドルシュートを突き刺して1-1とする。

 すると88分、ペナルティエリア内でギラシーが転倒して主審の笛。シーズン初勝利に大きく近づいたケルン陣営は喜んだ。しかし、PKを取った主審はすぐにビデオアシスタントレフェリー(VAR)での確認を要求。自分も目でも映像を確認したあと、自身の判定を取り消すことを決断し、ケルンが抗議する中ドロップボールで試合を再開させた。

 ケルンが判定への不満を抱えてプレーする中、シュトゥットガルトが勝ち越しに成功する。アディショナルタイムの4分、途中出場のアコロがゴールを決めて、土壇場で決着。ケルンは今季初勝利が目前だったが、引き分けも逃すことになった。

【得点者】
38分 1-0 ドニス(シュトゥットガルト)
77分 1-1 ハインツ(ケルン)
90+4分 2-1 アコロ(シュトゥットガルト)

【了】

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