ブラジル代表のFWネイマール【写真:Getty Images】
現地時間10日、日本代表はフランスのリールでブラジル代表と親善試合を戦い、1-3の敗北を喫した。
この日、戦前の予想通り違いを見せつけたのは、ブラジル代表FWネイマールだった。10分にVARによるビデオ判定でPKをもらうと、これを冷静に決めブラジルに先制点をもたらした。また、それ以外にも左サイドで攻撃の起点なり、危険なエリアではチャンスメーカーとなるなど、ブラジル代表のエースとしての力をしっかりと示した。
試合を振り返ったネイマールは、“チームでプレーすること”の重要性を強調している。ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
「プレーには満足している。個人だけでなく、チームのプレーにも。僕たちは常に試合に勝つことを目指している。そしてチッチ(ブラジル代表監督)のすることに僕らは信頼を置いている。注意して聞いているんだ。これがチームの力であり、チームの結束。僕らに違いを与えてくれるものだ」
ブラジル代表は、チッチ監督就任以降ロシアW杯南米予選を10勝2分けという素晴らしい成績で切り抜けている。今回の試合で日本代表は、チームとしての成熟度の違いを見せつけられる形となった。
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