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ベルギーFWルカク、7戦連続無得点から“復活”の2発。日本の大きな脅威に

text by 編集部 photo by Getty Images

ロメル・ルカク
ベルギー代表のロメル・ルカク【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、現地時間10日に行われたメキシコ代表との国際親善試合で2ゴールを記録した。これにより、7試合連続の無得点をストップしている。

 夏の移籍市場でエバートンからユナイテッドへ移籍したルカクは、デビューから公式戦10試合で11得点と期待通りにゴールを量産。だが10月に行われたワールドカップ欧州予選のベルギー対キプロス戦でのゴールを最後に、パッタリと得点が止まってしまっていた。

 ユナイテッドでは10月から11月にかけてプレミアリーグ4試合、チャンピオンズリーグ2試合、リーグカップ1試合に出場して7試合無得点。過去1年半で自己ワーストとなる無得点期間を過ごしていた。

 だがメキシコ戦ではついにその沈黙を破る2得点の活躍を見せた。1-1で迎えた55分には相手選手のクリアしそこねたボールを押し込んで自身1点目。70分には右からの低いクロスに合わせ、試合を3-3のドローに持ち込む同点ゴールを決めた。

 ルカクはこの2得点を加えたことで、ベルギー代表で64試合に出場して通算30ゴール。24歳の若さにしてベルギー代表の通算得点数歴代1位に並んでいる。

 現地時間14日には、ベルギー代表はホームに日本代表を迎える。エースストライカーがスランプを脱し、新記録達成がかかる状況を迎えたことは、日本にとって大きな脅威となりそうだ。

【了】

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