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大迫勇也所属のケルン、監督退任を発表。開幕14戦未勝利で降格の危機

text by 編集部 photo by Getty Images

ペーター・シュテーガー
ケルンを去るペーター・シュテーガー監督【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のケルンは3日、ペーター・シュテーガー監督との契約を双方合意のもとで解消することが合意に達したと発表した。契約は2020年6月まで残っていた。

 シュテーガー監督と同じく、アシスタントコーチのマンフレート・シュミット氏もクラブを離れる。今後はウィンターブレークまで、U-19チームの監督を務めていたシュテファン・ルーテンベック氏がトップチームの指揮を執ることが発表されている。

 オーストリア出身のシュテーガー監督は2013年にケルン監督に就任。2部に降格していたチームを1部に引き上げ、昨シーズンは5位という好成績を収めた。だが今季は一転、極度の不振に陥っていた。

 今季ケルンはリーグ戦14試合を終えて3分け11敗の未勝利。現地時間2日に行われたシャルケ戦では2度のビハインドから追いつく粘りを見せたが、ようやく今季3ポイント目となる勝ち点を獲得するにとどまった。なお、この試合に先発したFW大迫勇也はシミュレーションの判定で2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまった。

 1部に残留するためには少なくとも16位まで浮上して入れ替え戦に出場する必要があるが、ケルンと16位フライブルクの勝ち点差はすでに9ポイント。早急に勝ち点を積み重ねていくことが必要となる。

【了】

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