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リバプール、ダービーを完全支配も1-1ドロー。ルーニーのPK弾で勝ち点2失う

text by 編集部 photo by Getty Images

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サラーが個の力で先制点をもたらしたリバプールだが…【写真:Getty Images】

【リバプール 1-1 エバートン プレミアリーグ第16節】

 現地時間10日に行われたプレミアリーグ第16節、リバプール対エバートンのマージーサイドダービーは、1-1の引き分けに終わった。

 雪が降る中で行われたダービーマッチ。アラダイス監督の招へいで調子を上げてきたエバートンだったが、上位につけるリバプールとの差ははっきりしていた。

 序盤から主導権を握るリバプールは、ほぼハーフコートゲームで相手を圧倒。これにエバートンが必死に食らいついていくが、リバプールはカウンターのケアもおろそかにせず、一方的な展開になる。

 なかなかゴールが決まらなかったことは気がかりだが、それも前半終了間際に解決。サラーが右サイドでDFを背にボールを受けると、体ではね飛ばしてドリブルでペナルティエリアに侵入。さらにDF1人を外し、左足でゴール左隅に決めた。

 エバートンは後半開始から2枚替えを敢行して流れを引き寄せにいく。だが、それでもリバプールがペースを握って時間が経過していった。

 それでも、追加点を奪えなかったリバプールは、恐れていた展開になってしまう。

 76分、エバートンがロングボールを前線に送ると、キャルバート=ルーウィンがペナルティエリア内に侵入。リバプールはロブレンが軽く手を出してキャルバート=ルーウィンが転倒すると、主審の笛が鳴った。このPKをエバートンはルーニーが決めて、1-1となる。

 追いつかれたリバプールは、即座にコウチーニョを投入して勝ち越しを狙う。82分にはイングスも入れて交代枠を使い切った。

 だが、守りを固めるエバートンの壁は分厚くなり、突破はより困難になった。

 結局、試合は1-1の引き分けで終了。終始押し込んでいたリバプールとしては、手痛いドローとなっている。

【得点者】
42分 1-0 サラー(リバプール)
77分 1-1 ルーニー(エバートン)

【了】

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