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香川真司、9戦ぶり勝利も気を緩めず「こんなんで満足するチームじゃない」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

【マインツ 0-2 ボルシア・ドルトムント ブンデスリーガ第16節】

 現地時間12日にブンデスリーガ第16節の試合が行われ、ドルトムントはマインツと対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合で今季3点目を決めたドルトムント所属の日本代表MF香川真司が取材に答えている。

 試合を終えて香川は「コンディション自体悪くないです。今日もやりながら90分走りきれたんで。非常にコンディション保てると思ってるんで。そこプラスアルファ、チームとしての自信であったり、じゃあどう戦っていくのか。守備に攻撃において。これからもっともっと積み上げていきたいですし。何よりもこうやって、どんな状況でも勝つってことが、僕たちに自信を与えてくれる。ちょっとした気持ちに余裕を与えてくれるんで。まあでも、時間はないので、切り替えて。これをしっかりいい流れに変えていきたいと思います」とコメント。

 今回の試合はペーター・シュテーガー新監督にとっての初陣だった。チームの雰囲気について香川は「緊張感はいやでも生まれてきますし、みんな一人ひとりが危機感を感じながらこの2日間ぐらい過ごしていた。なのでこれをもっといい方向に、良い流れを僕たちは続けていかないといけない。中は一緒なんで。こんなんで満足するチームじゃないし、次の試合に切り替えて、ただ手応え掴める試合は見せられたんじゃないかなと。原点に帰ってしっかりと戦えたんじゃないかなと思います」と語っている。

(取材:本田千尋【マインツ】、文・構成:編集部)

【了】

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